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2026.06.23令和8年度「子ども環境教室」体験レポート(令和8年5月23日開催)

令和8年5月23日(土)、相模原の環境をよくする会主催による「子ども環境教室」を緑区の神之川(かんのがわ)キャンプ場で開催いたしました。当日は子ども17名、保護者16名の皆様にご参加いただきました。

本事業は、自然とのふれあいを通じて相模原の自然環境への関心を高めるとともに、環境保全の大切さについて理解を深めてもらうことを目的として開催しているものです。今年度も体験型の学習活動を中心に実施しました。当日は曇り空で時折霧雨が降るやや肌寒い天候でしたが、参加した子どもたちは元気いっぱいに活動に取り組みました。

会場の神之川キャンプ場は、山中湖へ向かう国道413号線(通称「道志みち」)沿いの山梨県境近くに位置し、道志川へ合流する神之川の清流に囲まれた自然豊かなキャンプ場です。当日も多くのキャンパーが訪れており、大変賑わいのあるキャンプ場での開催となりました。

午前中は、最初にマスのつかみ取りを行いました。子どもたちは最初こそ川の中で素早く泳ぐマスに戸惑い、なかなか捕まえることができませんでしたが、「魚の目を隠すようにすると捕まえやすい」というアドバイスを受けると次第に上達し、時間いっぱい夢中になってマスを追いかけていました。自然の中で生き物と直接触れ合う貴重な体験となったようです。

続いて少し上流へ移動し、水生生物調査を実施しました。相模原市立博物館の嶋本学芸員を講師にお迎えし、調査方法や生物観察のポイントについて説明を受けた後、参加者は網とバケツを手に川へ入り、生物の採取と観察を行いました。

調査では、カゲロウ類、トビケラ類、カワゲラ類、ゲンゴロウ類などの水生昆虫をはじめ、カジカガエルの卵やオタマジャクシ、成体のカエル、サナエトンボなど、清流に生息する生き物を観察することができました。子どもたちからは「大きいものを捕まえたい!」という声も聞かれ、網を手に夢中で川の中を探し回る姿が見られました。生き物を見つけるたびに歓声が上がり、自然と触れ合う楽しさを存分に感じている様子でした。採取した生物は種類ごとにトレイへ分けて観察し、嶋本学芸員より楽しく丁寧に解説をしていただきました。

昼食は、唐揚げ弁当と、つかみ取りをしたニジマスの塩焼きをいただき、午後は、「ここももの会」の皆様を講師としてお招きし、木工工作を行いました。ここももの会は、「木もれびの森の花と木々を守る会」の愛称で、南区の木もれびの森において自然環境保全活動を行っている団体です。今回は、木もれびの森で採取した木材や木の実などを材料としてご提供いただきました。

子どもたちは思い思いに材料を選び、集中して作品づくりに取り組んでいました。完成した作品はどれも工夫を凝らした個性豊かなもので、参加者同士が嬉しそうに作品を見せ合う姿が大変印象的でした。

今回の子ども環境教室では、子どもたちが生き物とのふれあいや工作を通じて自然の大切さを学び、楽しみながら多くの発見をしている様子が印象的でした。ご参加いただきました皆様ならびにご協力いただきました関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。私自身も活動のお手伝いを通じて、子どもたちの笑顔や真剣なまなざしに接し、自然体験の大切さを改めて実感した一日となりました。

一般財団法人北里環境科学センター